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子供の課題発見をしてあげるのも親の役割

大学受験生の場合は本人が課題発見をできるかどうかにかかっているが、子供の課題発見をしてあげるのも親の役割だ。模試を細かく分析することによって、子供がどういうミスが多い、どういう分野の問題が解けていない、どの分野の問題が得意、という特徴を見つけ、そこから最適の受験プランを立てていく。「今後は計算問題を重点的にやらせよう」「漢字の書き取りをもっと練習させよう」というように子供の特徴に合わせた勉強の方針を立てることができれば、たとえ模試の結果が悪くても、合格にずっと近づく。また、「図形が得意だからできるだけ図形問題の多い学校を選ばせよう」というように、合格しやすい志望校を見つけてやることにも使えるはずだ。どんなに面倒見のいい塾でも、個人個人に合わせてカリキュラムを変えるということまではやってくれないので、より合格に近づけるための個別カリキュラムづくりは親の仕事である。

昭和六十年ごろから目立ってきた

「集団指導塾」の場合、自分から率先して通うような子どもなら別だが、ごく普通の子どもだと、自分のペースで勉強できない、休むと授業がわからなくなる、講師に質問しにくい、時間の融通がきかないなどのデメリットがある。親も、どんな授業が行われているのかわからない、子どもが理解できているのかわからない、一人ひとりを細かく見てくれないなどの不満が残る場合が多い。一方、「個別指導塾」は昭和六十年ごろから目立ってきた。個別に仕切ったスペースで、講師からマンツーマンで指導を受ける。さしずめ集団塾と家庭教師の特徴を足して二で割ったようなスタイルだ。集団が苦手な子どもが、じっくり教わるのには効果的だ。通塾形式なので、家庭教師のようなまったくの自宅個人指導よりは、入試情報や実力測定が受けやすい。

学校のテストの成績が悪い場合

大学受験の勉強をしているのに、学校のテストの成績が悪い場合は、復習を徹底的にやらせるべきだ。予備校の勉強よりも、復習が優先だ。教科学習については、受験勉強をしていれば、たいていの場合は自然に学校のカリキュラムはこなせるだろうが、問題はそれ以外の面での学校との両立である。課外活動などは、受験直前というような場合を除けば、可能なかぎりやらせてあげるべきだろう。教育というのは欲張りなくらいのほうがいい。子供に時間的余裕、心理的余裕があれば、ぜひやらせておこう。ただし、総合学習の一環で「家でこれを調べてきなさい」と言って過大な量を押しつける先生がいたら要注意だ。その場合は、一つひとつのテーマを親がしっかりと吟味して、教育上本当にやらせる必要があるものなのか、教科学習とそのテーマの学習では優先度はどちらが高いのか、ということを冷静に判断しよう。実際のところ、総合学習に関しては試行錯誤している教師が多いのだから、わが子を無理にその実験台にさらす必要はない。

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